わかっていてもなかなか始められない終活のキッカケの作り方

必要だとわかってても、なかなか始められない終活を始めるきっかけの作り方について、お話をいたします。

まず専門家の助けが必要かどうかを見極めてください。

相続税は課税されそうか大雑ぱに言って5000万円くらいがメドになると思います。

金融資産、具体的には貯金ですが、貯金あるいは自分が住んでるあるいは家族が住んでる住宅以外の不動産はあるか?

継承するような事業あるいは、非上場の株式等を持ってるか?

これらがある場合は専門家の助けが必要だと思います。

逆にない場合は、費用を抑えるために自分でできるかもしれません。

次に終活目的の絞り込みが必要です。エンディングノート100ページ超えていますので、ぜひ絞り込みましょう!

誰でもやらないといけないのは金融資産リストの作成です証券番号を記載してしてください。残高まではいりません。

次に不動産あなたが住んでるか、あるいは事業用で売却できるかどうか?
できない場合は特別に検討が必要です。

法定相続割合は公平か?介護の貢献度あるいは教育のコストの掛け方等々で不公平がないかどうか、検討が必要です。

この2つの問題の解決法として生命保険の活用というのは有力になっていきます。

他に特に希望がある場合は、葬儀や墓とかそういう専門業者に相談することが必要です。

終活で一番難しいのは始めるタイミングです。

早過ぎると何回も見直しが必要になってきます。

遅すぎると脳卒中、脳梗塞、心臓病等の急死リスクっていうのが出てきます。
あるいは脳梗塞等や糖尿病の場合ですと認知症になるリスクが高い。こうなると終活は難しくなってしまいます。

生命保険に入れなくなった時というのが、タイミングとしていいんじゃないでしょうか?

生命保険会社に、「私は生命保険に加入できますか?」と聞けば無料で教えてくれます。

保険に入れるということは、生命保険会社があなたのリスクは大丈夫だと思っているということです。

逆に保険に入れないということになると、あなたの死亡リスクあるいは認知症のリスクは高いという風に判断したということです。

なお、普通の保険に入れなくなっても終活助け合い生命保険は、誰でも加入可能です。

終活のきっかけがつかめない三大原因。

終活という言葉はを知っている。あるいは終活の必要性を認識している人は9割を超えていると言われています。

しかし実際に何らかの終活を始めている。例えばエンディングノートを書いている割合は1割にも満たないといわれてます。
何が原因でしょうか探ってみましょう

まず最初の問題、専門家はどうしても資産家の方を優先してしまうところがあります。

実際、争族問題になるのは遺産額が多い人よりも少ない人が問題が多いんです。

しかし、どうしてもこういう専門家のサービスを受けるにはコストがかかる。費用がかかります。そうなるとどうしても費用が払える資産家を優先してしまうという状況があります。

資産のない9割以上の人は委託費用が膨大になるので自分で行しかありません。現実的にはこれしか選択肢はありません。

終活が始められない原因その2は、「多すぎる終活メニュー」です。

さあ終活を始めよう。ということでエンディングノートを買ってきて、ページ数が100ページ以上あるのを知ってショックを受けた人も多いんじゃないでしょうか?

それを自筆で書くのは大変な作業です。

その他にも数えきれない終活メニューは終活の本とかでは全部必要だというふうに書かれてます。

本当でしょうか?それぞれの事情に応じた絞り込み、優先順位付というのが可能ではないでしょうか?

現実的には自分で全部やらないという資産の少ない人は優先順位づけは絶対に必要だと思います。

終活が始められない原因の三番目はあなた自身の問題です。

健康でまだまだ元気だと思っていませんか?

平均寿命は男性80歳、女性87歳と言われてますが、健康寿命というのがあってそれより9年 あるいは12年も前に終わってしまいます。

そうなると、認知症やいろんな病気がでてきて、終活どころではなくなるかもしれません。

平均寿命ではなく実際のあなた自身の状況を見て判断するというのが求められます。

遺産相続の争いは、かつては仲の良かった、兄弟姉妹の骨肉の争いで行われる。

争族、争う族は兄弟ゲンカが多いというのは、にわかに信じられない話です。

事実婚や複雑な関係をめぐる争いではないんでしょうか?

実は、統計があります司法統計、裁判所が出してる統計ですね。

寄与分(介護などでどれだけ頑張ったか)を争う裁判で実際に認定した対象者を表しています。

子供は83%。配偶者が当事者になるのは6パーセントです。

その他いろんな関係者、事実婚とかいろいろあると思いますが、そういう相手との関係が11%しかありません。

ほとんどの場合が子供の争い。そういう意味で兄弟喧嘩ということだと思います。

一つ言えることは、配偶者が6パーセントしかないということは第一次相続、すなわち老夫婦の1人が亡くなった場合の第一次相続ではなく、その後、もう一人の方が亡くなった第2次相続がほとんどの争いの場になっている。

第2次相続の場合、どうしても介護は特定の子どもの負担になっているという事情が見て取れます。

その介護を負担した子供と介護で貢献した子供と貢献していない子供とが実際に相続する、となったとき遺産相続の分割割合が、2等分や3等分の同額の決着というのは。なかなか納得できないということではないでしょうか?

兄弟間の争いでも実際に裁判にかかる期間っていうのは大変、長くなっています。6か月以下が30%年以下34%というのもありますが
年位超えてかかってるものが9% 約1割もあります。

もともとは仲の良い兄妹だったと思います。それぞれお互い話し合うのももちろんですが、実際に介護が 発生した時に、このあたりの取り決めもしている。というのも必要ではないでしょうか?

遺産額が少ないほど、争族は厳しい骨肉の争いになる。

事件になったりテレビドラマなどでは、多額の遺産をめぐる争いがほとんどです。実態は違うんでしょうか?

ここに統計があります令和2年の司法統計、裁判所のだしている統計です。裁判に持ち込まれた遺産の争い。その調停の結果、実際に争われた遺産額別の統計です。

全ケースの中で1000万円以下、1000万円以下、ですから実際は100万円もあれば500万円もあるということですが、それらの占める割合が36%。

おそらく不動産などはなく預金だけだと思いますが、実際に分けて、決着というわけではない。兄弟で、まさに骨肉の争いが起こっているということです。

次の5000万円以下のところこれが、45%もあります。1000万円以下のケースと合わせると全体の8割を超えるという争いが、こういう相続税も課税されない、少額と言ってもいい額の争いになっています。

5000万円くらいですと、おそらく居住用の住宅が一つあるんじゃないかというようなケースだと思います。

これらはほとんど家族間の争いで介護をめぐる寄与あるいは住宅の取り合いといったものだと、想像されます。

一方で1億円以上のいわゆる高額の資産を持っている方の争いは、7%にすぎません。

これらは事前に、税理士、弁護士、あるいは銀行等の専門家が、相続をめぐる準備を十分に行き届けている結果だと思います。

この結果はなかなか納得はいかないという状況だと思います。

具体的に考えてみましょう。

もしお金が少ししかなかったらこれらを分けるのはなかなか難しい問題です。

それぞれ生活を抱え、自分自身の老後問題も今後、起こるかもしれないという状況です。

一方で、資産がいっぱいあるとという方は、お金がたくさんありますので全ての当事者を、ある程度満足させることは、専門家の助けを借りできるという状況だと思います。

その結果、高額の遺産があれば争いも少ない。

親の介護で献身的に貢献しても、遺産相続では報われない事情。

親の介護で献身的に尽くしても、遺産相続では報われない。

仕事を休んだり、あるいは仕事を辞めたりして介護しても、いざ遺産相続となると、
あまり報われることはありません。

根本問題は、介護現場の実態です。
国の財政が苦しいこともあって施設介護じゃなく、今後は在宅介護が主流になると言われております。

被介護者(介護される方)自身の希望もあります。実は、施設に入ってしまうとどうしても個々の部屋に、引きこもりがちになり認知症が進行してしまうと言われております。特に、コロナの中で、面談も自由にできませんので、ますます認知症のリスクは高くなって
いきます。

サービスの行き届いた優良老人ホームに入ろうとすると大変なコストがかかります。また、こういう老人ホームと在宅医療との連携もあまり、うまくいっていないというふうに言われております。

一方、在宅介護の方も問題だらけです。核家族化の進行もあって独り暮らしの老人が、今後もどんどん増えていくと言われています。

また共働きが標準化いたしましたので 実際に介護しようとすると、仕事を休んだり仕事を辞めないといけないという状況になっています。

また遠隔介護、毎週末、帰省するコストも大変大きな負担になっております。

一方で、公的介護を担う各自治体、介護認定基準が財政状況の苦しいこともあって大変厳しくなっていると言われてます。

このように大きな負担の中、介護しても実際に遺産分割となるという場面では全く評価されていないというのが実態です。

令和2年の司法統計がございます。
裁判所の統計ですが、遺産総額に対する介護の寄与分(どれだけ頑張ったか)の評価、1割以下が53%!!

ほとんど評価されていない。いや全く評価されてないと言ってもいいんじゃないでしょうか?