遺産額が少ないほど、争族は厳しい骨肉の争いになる。

事件になったりテレビドラマなどでは、多額の遺産をめぐる争いがほとんどです。実態は違うんでしょうか?

ここに統計があります令和2年の司法統計、裁判所のだしている統計です。裁判に持ち込まれた遺産の争い。その調停の結果、実際に争われた遺産額別の統計です。

全ケースの中で1000万円以下、1000万円以下、ですから実際は100万円もあれば500万円もあるということですが、それらの占める割合が36%。

おそらく不動産などはなく預金だけだと思いますが、実際に分けて、決着というわけではない。兄弟で、まさに骨肉の争いが起こっているということです。

次の5000万円以下のところこれが、45%もあります。1000万円以下のケースと合わせると全体の8割を超えるという争いが、こういう相続税も課税されない、少額と言ってもいい額の争いになっています。

5000万円くらいですと、おそらく居住用の住宅が一つあるんじゃないかというようなケースだと思います。

これらはほとんど家族間の争いで介護をめぐる寄与あるいは住宅の取り合いといったものだと、想像されます。

一方で1億円以上のいわゆる高額の資産を持っている方の争いは、7%にすぎません。

これらは事前に、税理士、弁護士、あるいは銀行等の専門家が、相続をめぐる準備を十分に行き届けている結果だと思います。

この結果はなかなか納得はいかないという状況だと思います。

具体的に考えてみましょう。

もしお金が少ししかなかったらこれらを分けるのはなかなか難しい問題です。

それぞれ生活を抱え、自分自身の老後問題も今後、起こるかもしれないという状況です。

一方で、資産がいっぱいあるとという方は、お金がたくさんありますので全ての当事者を、ある程度満足させることは、専門家の助けを借りできるという状況だと思います。

その結果、高額の遺産があれば争いも少ない。

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