「老後の資金がありません」をFPトップの藤川太氏がコンサルしてみた。


今日は特別にお願いして、
トップ のファイナンシャルプランナーでテレビ等にも出演されてる

藤川太さん、皆様ご存知だと思いますテレビでご活躍ですね。

コロナの中で、様々な最新のケースをコンサルされてますので

されているので、その辺のお話をと思います。
皆さんに一番関心がある

老後の資金について
今日はお話しくださいます。

藤川太です。よろしくお願いします。
よろしく、お願いします。

簡単に自己紹介、お願いできますでしょうか?

藤川太と申します。ファイナンシャルプランの仕事をしています。

東京の千駄ヶ谷で
家計の見直し相談センター
を運営しています。

一般の方が有料で家計の相談をする
家計の見直しの相談を運営してます。

23年になりますが、
今まで3万世帯をこえる相談を
提供してきました。

今日は老後資金ということですが
センターでは相談相手は若い方から、

老後の方までいろんな方といらっしゃるんですけど、今日その老後の方々の

悩やみの解決法についてお話ができるようにと思っています。
今日はよろしくお願いします。

よろしくお願い致します。

私と藤川さんは、結構、長いお付き合いで、藤川さんの前に小野瑛子さん

という方、FPの草わけの方ですが、
そこの事務所におられた時から、

お付き合いさせていただいてます。

ずっと、近くや横から、お仕事をお見受けしていますが

本当に消費者のことを思って、

コンサルされているのがよくわかります。

ずっと尊敬と言いますか、リスペクトしています。
いつか、こういうふうに一緒に仕事を

できればなぁと思っておりました。
今日は、大変うれしく思っています。

ありがとうございます。
よろしくお願いします

早速ですけど、本題に入っていき
たいと思います。

今日は老後資金ということです。
最近、話題になった映画、
その前に小説があるんですが

まさにズバリですね。
「老後の資金がありません。」
ということで、

私も実は心配になって、
見に行ったんです。

奥さんと一緒にですね。
みに行ったんです。

私は、結構この道でそれなりに
経験積んでますが

興味深いケースを扱ってたので、
そのケースをですね、
藤川さんに

コンサルしていただこうという、
企画です。

ちょっと、意地悪いですが、
藤川さんは、実はこの映画見ておられないということなので

藤川さんにネタバレはせずにですね、
このような問題が生じましたと

ご説明しますので、これに対して
藤川さんがどういうコンサルするか
皆さんに見て頂こうと

私の方から質問とかをしますので
参考にしていただければ

と言うことで、やらせていただきます。

今日は画面の質が少々悪いですが、

Zoomの録画です。
ちょっと操作します。

画面共有、うまくいってますでしょうか?

老後の資金がありません
ということで表示されてますか?

こういう映画があったのは、ご存知
の方が多いと思うんですけども
このケース

を、今から見てみようと思います。

どういう問題かというとですね
奥さん、妻の役をですね

天海祐希さん

元宝塚の方です。
その夫は

最近あの朝のドラマに出ておられます
松重豊さん

ふたりで名コンビですね

2人の老夫婦ということなんですけど引退間近の老夫婦という想定です。

2人の子供がいるんですけども
それぞれ成人されて

もうすぐ結婚するという方もおられるという状況です。

そういう中でですね

パートをやりながら、老後資金と
して2人で700万円をコツコツ貯めた。

ということです

ここまではちょっと心配は心配
ですけども
なんとかなるかなと

だったんですが

妹からですね
舅の葬式の喪主を押し付けられた。
お父さんが亡くなったということです

妹さんが同居されてたんですが
そのお父さんが亡くなった

今まで同居費用を全部、
妹さんが負担していたので、
月9万円の仕送りをしていたものの

葬儀の費用ぐらいは、
この夫婦に負担してほしい
ということです。

喪主をお願いするということです。
お父さんは浅草の老舗の店を
ずっと開いておられたので

付き合いが多いということで
葬儀費用が400万円かかった。

貯金700万円から400万円
ですので300万円になって
しまいました。

奥さんはパートで働いてたんですが
もうすぐ正社員になれるかなーと
思ってたところで

リストラにあいまして パート代がなくなってしまいました。

さらに
娘さんが結婚するということで

300万円、相手の方は旧家の方で

豪勢な結婚式をしたいので300万円を
負担する必要が出てきました。

400万円と300万円で
700万円の貯金が0になってしまう

どうするかなと思案しているところに

夫の会社が倒産してしまった

退職金で住宅ローン返済しようと
思ってたんですが

退職金がゼロになってしまった。

結婚30周年直前だったんですが、
夫婦揃って、失業してしまった。

月9万円、姑の扶養費用、妹家族に仕送りしていたが、捻出できない。

妹家族に相談し、やり取りの結果。

姑さんを
引き受けることになってしまった。

引き受けたところ、

姑は老舗の店を切り盛りしてたこともあって浪費癖がついていた。

以上はケースでございます。
これを頭に入れていただいて、

今から藤川さんにコンサルしていただこうという

いかがでしょうか?藤川さん?

映画見てないので教えてください。
夫と妻は何歳ぐらいの方ですか?

50の後半ですね、同世代の夫婦です。

その世代の人が仕事を失ったら
なかなか次の仕事で同じ水準の

給料が今まで通りもらえるような仕事というのは非常に

厳しいので、大変な状況ですね。

映画の中では、

工事現場で働いていますね。
ただ、

長くは続かなかったですね。

姑さんに仕送りしてたということですが、

ご兄弟はいらっしゃらないですか?

姑さんは妹さんの家に同居されていた
んですね。そこに仕送りしていたということです。

それを引き取る。すると

妹さんから、仕送りはもらえるんですか?

はい、もらえます。9万円。

9万円ですか?

そこの家計のやりくりですね。

当然年金ももらえるでしょうから。

年金もらえるまではまだ、時間がかかりそうですね。

一番の問題は、住宅ローンの支払いと生活費をどう捻出するかですね。

家計の中身がよく見えないからですが

けどまぁこの状況だとおそらく

住宅ローンの支払いが重いので
家計が回らない状況になってますね。

いるということなんですよですねはい
老後資金をどうするか以前に

目の前の生活費をどうするかという問題ですね。

ここまで踏んだり蹴ったりの方って、
今まで実はあったことないんですけど

何もかもダメっていう状況ですよね。
ここまで重なる形ってあんまり
起こらないですね。

ただこうなってしまうと
相当きついですので

抜本的に何かやらなきゃいけないだろうなと思いますね。

逆に、今、
住宅ローンを抱えて引退する人って

多いような気がします。
ローンを退職金で返済するアテが

外れたという話はよく聞きます。
それぐらいのケースは多いですか?

そうですね。
昔は現役時代に返済するのが当たり前

のように言われていましたけれど
10年前ぐらいまでそう言われてました

返せなかったとしても退職金を使えば
なんとかという感じでしたが、

今は、現役時代に返すというのは、本当に難しい状況です。

現役時代の給料そのものが昔と比べて
低くなってます。特に50代の

給与水準のカーブは
非常に下がってきて、さらに

退職金もなくなってきて
現役時代や

退職金での返済ができなくて
退職後も住宅ローンの返済続いている

方は非常に多いですね。

どういうふうに解決されていますか?

根本的なところで言うと
やっぱりできるだけ働くこと
によって返済していくというのが

目指す方向です。

ただまぁ今回のこの映画の中では

収入を得られる仕事がなく、
しかも、長続きしなかった。

住宅そのものを維持することが、非常に難しいケースです。

いつかの選択肢の中から対策を考えて
いかなきゃいけないないですね。

一つはわかりやすいので言うと
住宅を売っちゃって

安い住居を得やすい
(田舎)に引っ越す。

これがおそらく
一つ目の選択肢です。

二つ目の選択肢としては

最近出てきた

うん、5〜6年くらいたってる
と思うんですけど

リバース60って言うんですが、
60歳を超えたらですけど
60歳を超えたら

借りられる住宅ローンができてます。
まぁ名前の通りですけど
リバースモーゲージの一種、

今の家に住み続けながら

今の住宅ローンをリバース60と
いうのに借り換えをする。

そうすると
利息のみの支払いで

すむようになる。

でもリバースモーゲージなんで最終的には、(夫婦の一人が)亡くなった時にその担保物件を処分して返済する。

ということになります。
子供には財産は残せませんが、

自分たちが自宅に住み続ける。

利息は高いんですけど

そういう返済の仕方ができる。
一つの選択肢だと思います。

住宅を売るっていうのは、
合理的に考えたら売却の方がいい
ような気もしますけど、

なかなか精神的といいますかね
今まで住み続けた家でもあるし

苦労して住宅ローンを返してたと
いうのもありますので、
踏ん切りつける方っていうの
多くないような気がするんですけど

そうですね。割り切って自宅売るのは難しいですね。

最近は割切って売る人が増えてます
値段が上がってきてるので
いったん売って、

投資商品のように、自宅を売り買いする方が増えてきたと言うのは感じますが、それでも

自宅というのは、一生住み続けたい
という方が大半であるのは、
変わりないですね。

特に住宅ローンで苦労したとか
家族の思い出があると、
売るのは難しい。

最近コマーシャルで出てきていますが

お金が足りない、回らないという方に
リースバックねというのがあります。

投資家に家を売っちゃって、
その投資家から家賃を払って
家を借りる。

そこに住み続けられるメリットはあります。

リバースモゲージにみたいですね。

いや、リースバックはリースです。

コマーシャルをよくやってます。

不動産会社さんやノンバンクとか

投資家に割安で売って、そこから
家賃払って借りるって契約です。

そういった手法を選ぶ方も結構、増え
てるんですね

それが良いとは思いませんけどね。
売るのも割安になっちゃいますし、
家賃もまあまあの水準ですから

結局、手元にお金が一時的に入ったとしても

家賃を払っていくと手元の金も、全部スッカラカンになって

住む家も、お金も失うってことに
なって

しまう方もいらっしゃる。
そういうことはできるだけ、
避けて欲しい

と思いますが、やっぱり自分の家に
住み続けたいという想いですよねえ

そういう選択される方も
結構いらっしゃいます。

あと、映画ではですね、
姑さんの方はですね

自分の子供の家に同居するのは
そんなに抵抗ないみたいなんですけど

自分の家にずっと住みたい人も
いらっしゃるんじゃないですか?

最近は少ないですね
昔はやっぱり子どもたちに面倒を見てもらうという意識が強かった

特に都市部とかになりますと、
子供からすると親が元気で自立していてくれた方がいい

親から言うと、子供達には迷惑かけたくない

という思いを口にされる方が非常に増えているので

同居してという選択 をされる方
っていうのはそれほど多くない。

最近はですね、同居じゃないんだけど
この映画では難しいと思いますけど

近居。近くに住んだり、親の土地に
2世帯住宅を建て、隣に住むという選択もあります。

不動産高くなって若者は買えなくなってきてますから、そういう選択されるっていう例があります。

相続税の税制の誘導でその方向に誘導してます。

相続税がかかる方って、ある程度資産が大きいだと思うんですけど、

最近控除が下がったりしてるので、
都心部ではかかる人多いみたいですね

今、聞こえなくですね。
相続税はかかる人は増えてますか?

基礎控除が減ったので、増えてますが
元々、数が少なかったので、増えてる感じはありません。

2倍になるという想定で、
税制を変えましたが、

2倍まで増えたという
実感はないですね。

統計ですと、大体9%ぐらいですね。

相続が発生してから 、エッかかるの?
ていう人が多いですね。

そうですね相続発生してからご相談に
来るひとが、多いです。

税金計算してみたらかかる、
みたいな感じですね。

このケースの場合は
住宅ローンもあるので相続税は

かからないと思います

やっぱり、選択肢は、
売却、リース、

リバースモーゲージぐらいですね。
なにかしないと駄目ですね。

やっぱり自宅が重い感じがしますね

計画が狂ったという状態なわけで
計画が大幅に変わってる状態

これが今後もずーっと続くということであれば

改善するためには
その重荷になっている部分を

思い切って手放すしかないと

思います。
そこの決断が一番のカギかな
と思うんですね

あまり複雑な話をしても話が見えなくなるので、

選択肢の売却するということで
考えますと、そっから先どこに住むか
という問題が出てきます。

そうですね。売却しても
似たような家に

価格の家に住んだら、
ほとんど意味がない。

売却のコスト負担しただけになりますから、
かなり格差を大きくしないと

老後資金も出ないですし、
住宅ローン返済もできませんから

今よりもずっと安いところに住むのが前提になります。

安いとなると

最近そんなに高くない老人ホームみたいなのもありますけど
どう見ておられます

それなりにいいんじゃないかと思います。

ただこのケースは50代だと、老人ホームはないでしょうね。

老人ホームと言っても、
お安いところは、

特別なサービスはないみたい
ですけどね

手厚いサービスのところや

介護や医療
がついてると、高いですよね

ざっくり言うとそうですね。

50代でまぁこういった形で
手放さざるを得ない方というのは

年間はまあまあいらっしゃるわけですけど

問題としてはですね。
どうしてもその計画狂っ

ちゃってて後ろ向きでね
住み替えるっていうと、
結構つらいんですよ

気持ち的にそうですだからやっぱり前向きにできれば

引っ越ししたいわけです。

人との繋がりという部分がポイントになります。
友達関係であるとか

昔からの友達だけじゃなくても
新しくできるお友達って

いらっしゃると思いますし
今後の人生を考え人と人と

のつながりでどうするか
これが一つです。
あと自分たち自身の時間の使い方。

趣味とか好きなことであるとか
そういったものに都合のいい場所

山登りが好きということであれば
田舎に引っ越すって
前向きに考えるわけじゃないですか

安いということと
自分達 の今後の人生を考えて重なる部分を見つけて

住み替えると
いいんじゃないかと思います。

お客さんの中にも

いわゆるリゾート
の例えばリゾートマンションで

別荘として

建てられたもの。
そういったものが今、
二束三文で売られていたり

してるんです。
今コロナの中で
高くなったりしてるんですけど

そういったものをご購入されて移り住んだ方もいます。

リゾートのちょっと横ぐらいは、結構安いみたいですね。

そこそこの生活インフラがあるところを

選ばれているんですね

住宅ローンを引いたあと
残りが出るという前提ですね

マイナスの場合はもうどうしよう
もないですね

売れないですね。

貸倒れにするか、

最悪の場合、自己破産、
そういう選択肢になってくる。

任意売却して、債務の削減交渉するしかない

銀行の方もまぁその辺は交渉に応じて
くれるんですね

ちゃんと手続きを踏めば。

その辺なると
しどい話にはなってきますね。

逆にちょっとでも返済した後にお金が
残るようであれば言われたように

ポジティブに動いて行ったほうが
いいかもしれませんね

そうですね。よくゼロからの出発って言いますけど
マイナスからにはならないので。

日本の場合は
そういう救済策もあるので
マイナスにはヘマをしない限り
なりません。

映画では、実は

この結婚式を地味婚に

この子が孝行息子、いや、孝行娘で

お金が余ったので
シェアハウスの方で二人

で暮らす、みたいな結末でした。
シェアハウス?

シェアハウスに夫婦ですか?

シェアハウスって意外と家賃が高くなりますね。

そこはねーなんて言うんですか、映画の中の話でして

この旦那さんがですね酔っ払って
シェアハウスに

転がり込んでですね
朝まで過ごしたところ、
えらい気に入って

「いいんじゃないか?」みたいな展開です。

家は売ったっていうことですね?

はい、結婚資金の出費も無くなったので

預金を持ちながら、
シェアハウスで住む
ということになりました。

その時はそれで一応
ハッピーになるんですけども

シェアハウスとかと言いますと
二人の年金で家賃を払う

みたいな形になりますので
一人が亡くなったとき
どうするかっていう話が

将来に出てきます。

そうですねえ
一人にいい広さのところに
引っ越すしかないですね

老人の場合、

賃貸の住宅も借りにくいみたいな
問題が出てきます。

現実やっぱり借りにくいというのは事実ですね。

ただ、将来は高齢者ばっかりになってきますし

空室だらけに日本はなるので
家主さんも高齢者だ

から貸さないって言ってたら
空室だらけになると思います。

今より借りやすくなると思います。
あまり手当てができてない不動産

が多くなるかもしれません
あの賃貸むけの 物件だと入りやすいで

ずっと住んでて 住人がいなくなったみたいな不動産が多く

放置される家が増えるかもしれません

ちょっと今日はそこまでいくと
場合わけが複雑になりますから、

置いておくとして

全般的にはどんな感じですかね

そうですね。実際は、本人に会って話を聞くと

いろんなご要望とが出てくるんで、
選択肢が変わると思います。

藤川さんところは東京
の千駄ヶ谷

最近ですと、将棋会館で有名ですけど

あそこのオフィス以外にも
大阪と?

名古屋にもあります。

関心がある方で、近くの方は是非、
相談されたら良いんじゃないか?

お待ちしております

宣伝してください。

東京名古屋大阪の3拠点で
相談センターを設けてやっております
有料のご相談ですけど
最近は無料の相談や

ファイナンシャルプランが増えて
いるんですが、有料だからこその

を相談ができると
思っておりますので
生活家計についてお悩みがありましたら
ご相談いただければと思います
待ちしております

こういうリモートでの相談を受け
られますか?

受けておりますけど、
基本、一回相談いただいた方だけ

リモートでの対応も可能ということにしてあります。

やっぱり1回はお会いした方が
我々もご相談しやすい
と思っております。

という事ですので、
興味がある方は、是非、
藤川さんにご相談ください。


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