
今日は
皆さんの高齢者の皆さんの貯蓄が
実は、足りていない
という話をします。
このグラフを御覧ください。
総務省の家計調査、2020年
60歳から69歳の世帯
高齢者の中では、超前ということです。
その中で2人以上の世帯。
逆に言うと単身世帯は除いている。
その世帯で見ますと
貯蓄の平均額は2324万円
ということになる。ですから
金融庁がレポートして、
かなり注目を集めた2000万円いう水準
を上回っているということになります。
(貯蓄は)足りてるんでしょうか?
2つの誤解があります。
金融庁が2000万円と言ったのは
このぐらいは必要じゃないかと
言ったのです。これで、
充分と言ったわけではありません。
専門家の多くは
2000万円ではちょっと
足りないんじゃないか
と言っています
理由はおいおい説明いたします。
専門家の多くは3000万円くらい
いうのが、まあ
大丈夫という水準に思って
それでいいますと
グラフに示していますが
26%の世帯が充しているにすぎません。
逆にいうと、残りの74%の世帯は
この水準以下いうことになります。
大変厳しい。
さらに中央値
半分の世界が持っている水準というのは
1555万円、ということになります。
金融庁が言った2000万円の水準も
下回っている。
5割の世帯はこの水準未満
ということになります。
もっと厳しい話があります。
1000万円未満
世帯が約4割を占めている
ということであります。
ですから、総じて言うと
3000万円以上保有している26%以外の
世帯は、実は
老後の資金が足りない状態にある
といってもいいと思います。
次のシートをご覧ください。
平均の負債残高
いうことであります。
経済情勢の厳しさ、
あるいは給料水準が低迷している
こともあって住宅ローンを抱えたまま
老後を迎えた人というのが
多くなってます。
住宅ローンを抱えたままの世帯が
約2割強あります。
その世帯が平均して抱えている
負債残高
住宅ローンでまた返済していない額
ということですが
その額は2020年で
877万円(推定)ということで
5年前の2015年に比べると154万円も
増えている。
負債がが増えている
ということは家計や苦しくなっている
当然その返済がありますから
多くの住宅ローンは変動金利に
になっておりますので
今後のインフレで金利が上がっていくと
毎月の返済額は
大きく増えていく
大変なリスク
ということになります
また
私がこのYouTubeチャネル
で説明した様に
公的年金というのは今後、
実は経済の低迷と少子化
あるいは地政学リスク(戦争)
あるいは日本の場合、
地震、水害
台風の被害ですね
そういう大災害によって
どんどん悪くなる
という想定のもとでは、
半減しても決しておかしくない
収入源の年金が減る
ということでございます
厳しい状況の中で
皆さんの老後資金について
考えていきたいと思います。
宜しくお願いします