インフレなのに年金0.4%減額


この4月
ガソリンの値段、

小麦の値段が上がったので
麺類とかパンの値段が上がってますね

消費者の皆さん
特に年金生活者にとって
大変厳しい

春になりました

しかし一方
この4月から年金額は減るのは
ご存じですか?

年金を受け取ってびっくりしませんか

減ってますよ。
クイズ 形式で説明します。
第1問目です

物価が上昇し
現役世代の賃金が減少したら
高齢者の年金はどうなるか?

物価が上がってますから
上がってほしいですよね
年金も

答えは
減少です。

厳しいですね
どうしてかというと

年金の財政は、年金の財源ですね
財源は現役世代の払う保険料

賃金の額にリンクしてますので
それが減ったなら

年金は
厳しいですが
物価が上昇しているので、大変

厳しいですが、減らさないといけない
という仕組みになっています

2問目
物価が下降し
現役世代の賃金は上昇したら

年金の財源は増えているはずですね

年金はどうなるんでしょうか?
残念ながら減少です

物価は減ってるので
年金を減らしていただけないでしょうか
という仕組みになって

いるということです
実は年金の財政というのは
中長期的に大変

厳しい状況ですから
こういう場合は減らす

いう仕組みを作った
厳しいですが現実です

3問目
物価が下降し
現役世代の賃金も減少して

これは大変厳しい状況ですね

これはさすがに減らないといけない
年金を減らす必要がある
というのはみんなが理解

すると思います。
減少します。

では物価の減り方
賃金の減り方、
さまざまだと思います。

どっちに合わせるんでしょう?
減少幅が大きい方にあわせます。

現実は
結果的に年金は大変厳しく

例えば
物価よりも賃金が減った、

こういう場合は賃金に合わせて
年金も減らす。
大きくを減らす。

逆に物価が賃金よりも減った。
この場合は現役世代はある程度
助かってますが

年金の方は物価に合わせて
大きく減らします。

年金財政が厳しいとはいえ

大変、年金いじめられてますね。
そういう仕組みに

なっている

4問目
物価が上昇し

現役世代の賃金も上昇しました。
大変、ハッピーな状況ですね

この場合年金はどうなるんでしょう?

増加幅が少ない方に合わせて
増やします。

物価よりも賃金上がったとき
現役世代はハッピーですね
しかし年金は

物価までしか上がりません
まあ生活は苦しいけれども

なんとか生活していけるかな
ということだと思います

逆に物価の方が賃金よりも上がったとき
これは大変厳しい状況ですけれども

過去数十年、日本はこういう状況が
一番多かったんですが

この場合は
物価よりも少ない方の賃金
に合わせで年金は

増やします。
厳しいですね

しかしもっと厳しい仕組みがあります。

さて問題の2022年
物価上がっていますね。
大変大きく上がっている。

現役世代の賃金
上昇しましたね
ちょっとですけども上昇しました。

ではなぜ年金は減るんでしょう?

実は賃金改定率っていうのが
年金の場合問題になります。

これを3つのファクターに分ける。
前年の物価上昇

わかりやすいですね
賃金の方は実は物価上昇と分離しまして

実質賃金上昇率
物価を上回る部分

ということですけども
これを3年間平均
この3年間

コロナが大変厳しかったですね
ですからこれがマイナスだった。

ここのマイナスが効いて
今年の年金が減る
ということです

0.4%ですが
高齢者にとっては大変厳しい

仕組みになっている

さらにオレンジ色の部分

可処分所得変化率
この部分は、今年は効いてないですが
今後 団塊の世代が
後期高齢者75歳以上になる

そうすると健康保険料
あるいは

介護保険料はどんどん上がっていく
そういう状況は十分予想できます

その場合は
現役世代の可処分所得は減りますので

年金も減る。
そういうことになります
賃金改定率の中に入っていく

この可処分所得が減っていく
というのが

入ってくる
年金受給者にとっては厳しい仕組みに

なっている

だったら何年か待てば
年金は増えるんでしょうか?

マクロ経済スライドで
あまり増えません
というのが答えです。

あまりというのは
どれぐらいなんでしょう

実は物価の方が賃金よりも上がる
いうのは日本の状況ですが

さらに賃金よりも年金の方を
増やすのを減らそう

いうのがマクロ経済スライドです
これは難しい

名前になってますが
実は子どもの数が減っている
という状況

そうすると現役世代が
年金を受けとる世代より
どんどん減っていきますね

そうすると年金財政というのは
どんどん厳しくなる

その分を年金を減らしていきましょう
いうのをですね
わかりにくく

まあわざとかどうか知りませんけど
わかりにくく
マクロ経済スライドという名前を

つけてですね
現金を減らす

仕組みがあるということです

年金制度を救うため
ということですけれど

高齢者にとっては大変厳しい制度です

どうでしょうか
総じて言うと年金を増やさない

減らす仕組みがいっぱいありますね
厳しいですけども
これが現実だと認識してください

節約に努めるしか対策はないようです


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です