
今日はですね
デイサービスをやっておられる清田社長に
きていただきました。
清田さんとは大変長いお付き合いを
させていただいてます。
私が困ったときは
清田さんに相談するような関係です。
デイサービスでですね、皆さん認知症とか
介護になりたくないと思うんですが、
それを予防するようなサービス
を特徴にしたデイサービスをされてる
特に皆さん関心が深いところだと思いますので
ぜひお話をしたいなということで
特別にお願いしてきていただきました
元気広場横浜東山田デイサービスを
横浜で運営しています
清田浩之と言います。
どうぞ皆さんよろしくお願いします。
三菱電機会社で13年間、
機械設計開発やるエンジンアとして
仕事をしておりました。
ソニー生命保険を2年間やりました
金融ビッグバンという言葉が知ってる人少ないかもしれませんが
流行った時期がありました。
その頃、野上さんとちょうど知り合った頃なんですけれど
金融ビッグバン
その一つに保険代理店であれば
いくつも
保険会社扱って比べながら販売ができるというふうに規制が緩和されたんで代理店を
やってみたいということで
株式会社ベネフィットコモンズ
という代理店
を開く前にちょっと別のが会社に
入って勉強させてもらって
1997年の5月に保険代理店を開開業しました。
開業して私の中学の同級生が
静岡で元気広場って言う
デイサービスを始めて
これがとても良い
高齢者事業だと思いまして
そのフランチャイズとして
今横浜でデイサービス
を運営している次第です。
私どものデイサービスはですね
上の方に体操クラブ感覚の介護予防の
サービスという風に書いてありますけれども
実は
介護保険でご利用頂く場合もですね
介護度によって、いろんなサービスが
世の中あるだろう
で実際に
介護保険の事をよくご存知でない方も
いらっしゃると思うんですが
介護度っていうのは大きく分けると
要介護の方
それも5段階に分かれて要介護
12345段階あって
要介護5の方が
例えばですね寝たきりだとか
もっとも介護を必要とするパターンで
要支援という方々がいらっしゃいます要支援という方々は
現在、介護とは言えない
介護が必要な領域までは入ってい
ないんだけれども
日常生活、例えば膝が痛いとかですね
まあ腰が痛いとかいろんなことで
生活に不自由な面があり
介護保険のサービスを
利用しながら色々支援を受けてですね生活の状況
お身体の状況を良い方向に向けて
将来、要介護にならないように
しましょうねという方々が
要支援という
ことになります
要支援1と要支援2の方に段階
あるんですが私どもの施設は
9割がた要支援の方々を対象としてる
サービスです。
運動などを行いながら
将来要介護にならないように
体の調子あるいは心のケア
など調子を整えて長く元気に過ごしましょうねというのが
私どものデイサービスの狙いです。
実際に行なってますのが午前と
午後2時間、
午前だったら9時半から2時間
午後だったら1時45分から2時間
来ていただいて、いろいろ運動をして いただくという施設でございます
実際に膝が痛いとか腰が痛いとか
5分歩くと疲れちゃうとか息切れするとかいろんな方がいらっしゃる。
皆さん送迎送り迎えが必要な方々です車でお迎えに行ってます。
来ていただくところがポイントです。
それで到着したら
体温、血圧などその日の健康上で
チェックしながら
始めのご挨拶を行います。
そんな感じで
スタートいたします。
次は3番目ですね
準備体操
これは椅子に座ったまま行います。
立って運動すると転びそうな人が
やっぱり多いんですね。
準備体操を行う
そういう流れからスタート
していきます。
その後
メインの運動は主に3種類ですね。
まず4番目のバイク運動
自転車をこぐ運動ですね。
私どもで行っている運動は
まあそんなに激しくない運動です。
どういう運動かというと
専門用語では、
有酸素運動と呼ばれる運動です。
有酸素運動っていうのはその時必要な
酸素をその時取り込む
例えば激しい運動ですと
長時間持続できなくて終わった後
ハーハーゼーゼーします。
このハーハーゼーゼーは
激しい運動の場合、
体の中に蓄えた酸素を
使い切っちゃうわけです。
だから終わった後、ハーハーぜーぜーするし、長時間続けられない。
私どもは比較して、あのおしゃべりしながらでもできる程度の長い時間継続できるような比較的楽な
運動をやっていきます。
その方の心地よい疲れが出るぐらいをポイントに
この度終了。そんな感じに一つ一つの種目をやっていきます。
バイク運動なんかで
も人によって心地よい疲れが出る時間は違いますから、短い人は2、3分。
長い人は
10分、15分漕ぐと。
最初短めから始めてってだんだん
長くしていくこんなようなことをやり
ます。
そのすぎ5番目のマシン運動は、
筋肉を鍛える
スポーツクラブ、女性の方でしたら
てしたらカーブスなんかにあるような
運動器具を使って筋力の維持
うまくいけば強化こういうことを狙って、有酸素運動を意識してですね
重いものを息止めてやるよりは
軽いものを回数増やしましょう
しましょう。
バイクにしてもマシン運動にしても
日頃の運動不足の方は
筋肉の組織を柔らかくしていくことで
滑りやすくしていくことで、
あるいは関節の
動きを良くすることで
あるいは使ってない筋肉に動き始めてもらう。
そういうことでですね
目いっぱいの筋トレをやらなくても
最初体が軽くなってあたかも力がついた、そんな感じが有酸素運動ができて
そこから狙うということで、特に
運動不足の高齢者が多い多いですので
軽い運動でも1ヶ月ぐらいの間、筋肉痛でたりするんですが
やらかい、ゆるい運動ではですね
そういうとこを、通り越していくと体が軽くなってあたかも
筋力がついた感じがしてくるそこを願っていきます
5番目、頭の体操です。
バイク運動のところに内臓を整えますと書いてますけど、血管とか
心臓とか脳とかの循環器系ですか?
呼吸しながら、しばらく3分でも
15分でもやりますので、循環器の機能を整えていくという効能があります。
お酒とかタバコはやめましょうみたいな指導はされますか?
家で吸っておられる方、多くはないですね。最近の高齢者の方々では
お酒も晩酌楽しみという、方もいらっしゃいます。
それはそれでよろしいんじゃないでしょうか?
あとダイエットとか体重
を増やすという場合はいかがでしょう?
いわゆるその健康を整えることを中心に意識し過ぎることはあえて踏み込まない
その方がいいんじゃないかって
いうふうに最近、思っています。
というのは、もともと出不精でほとんど動いてない人も
結構いらっしゃるわけですよね。
それからちょっと動くことでもね、
週1回でも2回でも
やることでも、
かなりいい運動になるっていうこと
デイサービスそのものの
役割は何か
これに
踏み込む議論になってくるかもしれませんが
実際にその体を整えるとか
健康を改善するとかを
あんまりメインにとらわれないで、
例えばですね
極端な例でいえば
お医者様との医療と介護、
にてますけど違いますでしょ
医療っていうのは身体を
治すのが
メインですけども介護っていうのは
生活の一部なわけです
ですから、お医者さん行って楽しいってのはちょっと変ですけど
介護施設いって楽しいというのは、
重要なことだというふうに
思ってるわけです。
それからあんまり
介護になってから
ダイエットしようとか
お酒やめようとか
これは健康に良くてから健康に悪いとかですね
あんまり前面に出さないっていうか
必要性というか求められているのかというところからちょっと最近。
最近じゃない、前から考えて
いるところは
いろんな人と話すためにもこういう所に
行って社会的な
交わりを持つ方がいいかもしれません。それがとても重要なことだと思います。
ええ
私どもに通っていらっしゃる方130名いらっしゃるんですけども
かなりの方がですね
日中、家でぽつんとしてて、その日
昼間ほとんど誰とも会話しないとか 、一人暮らしだったら
一日中会話しない方も
中にはいらっしゃるという方も多いのでやっぱり出かけてって
交流をする。
そういうのは非常に大事かなと
いうふうに
思っていますね
また我々
始めてびっくりしたのですね。
ビックリっていうかあの
本当かな、本当なってちょっと言い方が変ですけども
すごく皆さん楽しそうにするん
です。
ですからあの
人との交流やですね、
付き合いなどに非常に無意識のうちに
飢えてるって言うんですかね
それを解消する。
あるいは人との交流が達成されることによって毎日あるいは1週間の
スケジュールの中での充実度を上げていく。
そういったところが一番大事なこと
じゃないかなというふうなに考えて
取り組んでいます。
わかりました。
マシン運動のところに
転倒防止っていうのは
非常に有用だと思います。
転倒防止はですね。
例えば筋力があれば踏ん張ることができる。
そういう意味で筋力を維持する。
そういうところを
一般論として書いている。
という風に理解頂ければと思います。
専門の理学療法士さんとかはですね。
話を聞くとですね。
実は転倒防止は実は非常に難しい。
どういうトレーニングをやったら
転倒防止になるか。
理学療法士さんの領域で
将来課題としていろいろ
考えて取り組んでいる。
現在進行形のメソッドじゃないかというような話をよく聞きます。
ですから、一つの転倒防止の
手段としては
足の悪い方
まあ脚に不安のある方
腕力をつける
が一つあるかもしれませんね。
また自然に腕力が付いてる人多いです
つまり
足元が不安なんで、杖を持つわけです。
杖を使うということに
よって腕が鍛えられる
そういう。
考え方あるかもしれませんが
完全な転倒防止という
そのノウハウは
残念ながら理学療法士さんの世界でも
まだうまくノウハウができてないっていう風な話を専門の方から聞いております。
足の筋肉を鍛えるのかなぁとついつい思ってしまうんですけど。
脚の運動はもちろんされてますけど
脚の運動ももちろんそうですね。 いよいよ認知症予防プログラムの説明だと思います。
脳活性プログラム。 脳活性プログラム これは頭の体操問題を色々テーブルの上に置いておいて 皆さんに自由でやっていただくと
そういう プログラムとして組んでいます。
ちょっと誤解をされているかもしれませんが、私も特にその特別に認知症
予防をやると言う
目標は持っていないです。
一般的な対策ですね。一般的に例えば
入院すると認知症が進行しやすい面はあります。
毎日、天井ばかり見ている。その逆で
皆さんと交流し、会話をし
頭の活性度を上げることによってそういった
病気の進行を遅らせる。
あるいは見えなくする
そういう効果を狙いたいなというふうに思っています。
例えばですね、お家に帰ると
高齢者施設からサービス付高齢者住宅でサ高住から通っておられる方もいるんですけども、
自分の部屋に戻ったり、自分の家に戻ったりすると、
傾向が認知症が出る方が結構、いらっしゃるんですね。
物がなくなったとか
誰かが私を貶めようとしているとかいろんな被害とか、
物忘れとかが出たりするん
ですけど、
こっちに来るとそういうのが
消えちゃうんですよ
だからあの
そういったあの
自然な予防ですね。そういうふうに
役立てばいいんじゃないかなと
思っております。
ちょっと後で皆さんにをやってもらう
予定ですので、楽しみにしてください
ここにも楽しみながらと、書いてあります。
お友達作りという。
そうですねお友達作り、
これ面白いですよ
いろんな背景は持ってらっしゃる方が
介護度が同じというだけで集まるわけ
ですよね 。
ですから
大豪邸に住んでいる方もいれば
やっぱり事情があって、中には生活保護を受けて暮らしていらっしゃる方がいるんですけど
中に来ると区別つかないです。
はい、みんなで、
全然そういう背景に関係なく
特に女性の方
ですね仲良くワイワイやってます。
なんか写真からも楽しそうな雰囲気が
伝わってきますね。そうですね。
こっちが何でこんなに楽しいのと
思えるぐらい皆さん楽しんだりしています。
頭の体操問題もその楽しみのきっかけの一つになっていると思いますね
例えば隣の人が延々と考えられてるのを、やり方をコーチしてあげるとか
いろんな話のきっかけやらね
先週の問題やっとわかったよ
みたいな話が進むとかですね。
そういう一つのきっかけ
づくりに役だってるんじゃないかとい思います。
全体で2時間ですけど、
おしゃべりタイムというのはどのくらいあるんですか?
カナリアの
半分はないかも知れませんが、 半分ぐらいあるかも しれませんね。
というのは、そんなに長時間運動できる人は少ないです。
バイクなんかでも5分とか10分とか
そこからマシンの運動中でも端
から端まで5種類あってもそんなに回数は10回とか20回とかぐらいで終わっ
ちゃいますので
一通りやって
12から13分。
リング体操とかも準備体操も入れて
それぞれ10分か15分くらいの体操なっ
て2時間のうちの
半分弱はおしゃべりタイムですね
またそのくらい休憩をとっていかないとね。
疲れちゃったってことになりますからそんな感じでやってます。
次がスリング体操ですね。
リング体操っていうのは、
レッドコード
という赤い紐みたいなものが天井から
吊り下げられているんですけども
これに腕をかけたり足を掛けたりして行う運動です。
主になんていうか
気持ちよさ
あれ足を掛けると気持ちいいんです。
足をかけてロープに体重かけたりして
背筋を伸ばしたりですね。
気持ちいいのを味わっていただく
ためにやってもらってるかな
という感じがあります。
ただこの機械器具そのものは
ボディビルやる人も使う使い方
でやって使ったりしている器具なんでまぁいろんな使い方があるなあ
と私どもでは緩い運動するためで使ってますね
パワーストレッチにもなる。
ストレッチになりますね
あのロープに体重
かけていいって、前に乗って
やる運動
そういう運動などを盛り込んで一通りやるとほ12、13分。
そんな運動です
素晴らしいですね。
あとは生理体操して、整理体操はただ
上に手をあげるだけですね
なんかシメがないとね。
なんか新しそうですね。
その楽しいっていうのが、非常に大事
だと思っています。
介護施設っていうとイメージとして
なんかこう身体の状況を絶対良くしなきゃ
いけないとかえー何か状況を改善しなきゃいけないんじゃないかっていう先入観を
持ってらっしゃる方多いと思うんです
まあ病院の延長ですね。
私も実は、最初そういう意識もあったんですが
やってるうちにもう一つの生活の中での一つの行事としての位置づけ
体を治すというよりは
まあそうですね
中学生に例えると部活みたいなもん
ですね。
部活つまり運動機能を高めるんだけど何処か悪いところがあるわけじゃない
精神的な成長あるいは肉体面の
成長、日々の充実感で中学生にとって
部活っていうのは非常に大事ですよね
そういうものの高齢者版で
はないなぁかなぁと
私もやってることですね
そういうことを、やりながら、
実感として
持っています。
だから逆に言えばあの
そこが事業のやりどころでね。
世の中、介護って言うとなんか
リハビリしてなおさなきゃ
いけないとか、認知症を予防
しなきゃいけないとか
そういうものが前面
に出やすいんですけども
そこはちょっと後ろに後ろはおいて
日々に充実感、楽しさは、なんだって介護は生活の一部だ
中学生だって、部活は生活の一部かもしれませんね
すると自由に高齢者にとってみんなで集まって身体の状況あるいは心の
状況をよくする活動っていうのは生活の一部なんだっていうようなことを世の中に
広めたい
これが今、私が事業を一生懸命
やっている
ひとつの動機づけになっているかなというふうに思っています
ただあの違うかもしれませんけど
学童が放課後に学童が集まってやってる学童保育に似てるような気がします。
そうかもしれないですね。
放課後で学童が集まっているのは
私、実はあんまり見たことがない。
クラブ活動と言われたので、
勉強時間もあるので、
こちらはあの体操クラブ型
だからあえてそのリハビリって
いう言葉を使うデイサービスが世の中多いんですけれどもね
リハビリのデイサービスでしょと
言われることもあるわけですが、
自分たちではリハビリってことが
あんまり使わないようにしています。
そこで代わりになんて書いてるか
というと、
体操クラブ型
そういう意味で
リハビリという言葉は、私
は避けたいなと思って
リハビリじゃなくて
体操クラブそういうあの
用語を選んでいます。
じゃあそれではですね、6番の脳
活性プログラム
この二つを用意しましたので
皆さん
私、解けるかな
最近の問題みたいです。
これはスタッフさんが考えておられるんですよ
漢字問題はうちのスタッフが
考えています
じゃあちょっとご説明いただけます
でしょうか
真ん中に漢字を入れると単語が4
つできるわけですね
右側わかりやすいですね
左なんだろうこれ
左の答えはできましたが
私は右ができなかったです。
右は酒じゃないですか
左は何だろう
私は左ができました。あそうですか
関東と関西の違いかな?
いやあ左はわからないな。
じゃあ答えを出しますね。
なるほど
左と問題が難しいじゃないですか
これもね簡単な問題出すとね
お客様、ご利用者の方々に怒られるん
ですよ
簡単すぎるすぐわかっちゃうって
ちょっと考えられないと、つまんないという理由です
難しい問題を
スタッフは考えています。
世の中の介護度の進行状況
進んでしまう状況と
私共に通っていただいた方々
進行してしまう状況が
1年後にですね
どうなっているかねまあ世の中の
状況ではだいたい2割ぐらいの人が
悪くなってんだけども
私どもでは
ある年にデータを取ってみたら10%以下でした。
こんな感じになっております。
素晴らし感じですね。
悪化したのが21が8ですので。
良くなりそうだっていうのをまあ一人一人利用してる方が思っていただいているんじゃないかと思います。
また家族の方ですね。
出かけてって家に帰って来ると元気になって
帰ってくると
そういう話を聞きますので。
元気になって夕方に
帰ってきた時の方が元気だったら。
そうですね。
それが数日、続いてくれるというんで
やっぱり我々としても嬉しいですよ。
介護の要支援とか介護のの割合ですね
最初に要支援1と2があって
要介護1、2、3、4、5がある。
サービスで対象にされてるのは要支援
1、2と要介護1、2ですね。主にですけども。
ですから全体の3/4くらいを
サポートされているっていうことで
重要ですよね。
そうですね。
そこで悪化しないようにサポートされるので
本人さんもそうですが社会的な
メリットが大きいですし
社会的な意義が大きい
お仕事だと思います。
今、悪化しないようにというような
お話がありました。もちろん悪化しないほうが 遥かにいいわけなんですが、
要支援1とか要支援2という状態や要介護とかいう状態を受け入れながら日々
楽しむ。そういうことも大変重要だと思って
私自信これやってます。
要介護度が進行しない、それはもちろん
大事なんだけども、じゃあやっぱり
どんな年齢の人もね、例えば50代の人
は20代とつ比べたら体力落ちてるだろうし
60代の人は50代とも違う。70代や80
代、90代だったそれはやっぱり違う。
そういう違う状況を受け入れながら現状をどう充実させるか、
毎日を楽しく過ごすか
そういうことに役立ててください。
という意識が、この仕事を続けていくと強まってきます。
その辺がですね。如実に現れるのが、このグラフなんですが、
要はですね
要支援1とか2っていうのはですね
実はあの
ここで言うと青とか緑のところですね
関節疾患か転倒か老衰と言いますか
あの徐々に年齢、加齢によっ
要支援になる割合が多いわけです。
次の要介護1、2ぐらいになりますと
病気系と言いますか、
脳卒中や認知症が原因の方が増えてきます。
重度の
一番、症状としては重いところですが要介護、3、4、5になると認知症
もそうですけどむしろ脳卒中が多くなってきます。
もちろん老衰とか転倒もありますが、
多くの皆さんにとって、介護というと
認知症のイメージが強いですが
認知症以外の原因も結構あるということですね。
特に要支援1、2とか要介護1、2とかに
なりますとそういう
転倒や関節症など原因の方が多い
ほとんどこれ家庭内の転倒ですよね。そうですね 。
ですからまあその辺が、重要という
感じがあります。
まあそれに応じて先ほどのプログラムの部分ですね。転倒防止あるいは
そういう体の機能が衰えますとどうしても
出不精になって、認知症も進むという
ことです。
その辺を予防されているのかな
実際に、介護の介護認定のその認定基準がこのグラフに現れてると思います。
認知症があると要介護になって、ないと要支援になるということがあります。
体がいくら元気でも認知症があると要介護の認定を出そうというような審査基準にどうもあっている。
それで一つこういう傾向が出ているのかばというふうに思います。
脳卒中でもあの後遺症の残り方は
色々ですよね。
ですから比較的軽い脳卒中の後遺症
ちょっとしたまひが足に片方に出てるとか、そういう場合は普通に生活る
となると要支援1ぐらいになりやすいですし
脳卒中の後遺症が重いとき
言語機能とかねそういうところまで
来ていると要介護3から5になりやすいんじゃないかと思います。
あるいは車椅子がいるかどうかですね
そういう疾患の特性がここに出てる
というふうに思います。
総じていうと、認知症、脳卒中、関節や転倒が原因ですね。 支援の方々では
代表的なのが脊柱管狭窄症と変形性
ひざ関節症、股関節症このあたりは非常に多いですね。
すなわち歩行に影響するそういうところが非常に多いので
そういうところから活動が制約受けてだんだん出不精あるいは交流不足
よくフレイルって言葉がありますよね
フレイルっていうのは a活動不足の
象徴みたいな言葉なんですけど。
朝から晩までずーっと家でテレビ見てるとかですね。
そういうふうになると、関節症とか
そういうふうになりやすい。
要支援1、要支援2あたりの人が改善しないといけないことだと思います。
その出不精とかフレイルっていうのは
コロナの影響は多いですか?
ある程度あると思います。
やっぱり流行の度合いによってね
マインドも変わってくる
と思うので最初の頃
最初の第1波ですねこの時
は出不精が非常に多かった。
私どもでも通う人が正に
半分まではないけれど2/3ぐらいまで下がりました。回復してやっぱりその時家に
こもっちゃって、だんだん慣れてくるとですね
ちょっと流行ると休んで、少し回復するとやっぱり出てもいいかとなって、出てくる。
コロナからの回復で出不精っていうのは減って慣れて
きているんじゃないかなというふうに思います。人間の順応能力の一つじゃないでしょうか?
今、神奈川県でやられてますけど
まん延防止もなくなりまして、
コロナだから家にいようというのは減ってきて
いるかと思います。
まん延防止のがなくなったあと、元には戻ってないですが、昨年の秋ぐらいのマインドに
戻ってますね。
オミクロン前の昨年冬か昨年の暮れぐらいの
オミクロが出てくる前のマインドに戻ってきたんじゃないかなっていうふうに思います。
あの今、施設でもピンからキリまであるでしょう?いろんなタイプから
例えばサービス付き高齢者住宅って施設でも非常に
ものすごく元気な方に対応する施設から色々なあの
重い人まで幅広く面倒見るとかね
いろいろなのありますんで
施設あるいは高齢者住宅作っても
いろいろ選び方があると思います。
私なんかが注意していただくといいと
思うのは先を見すぎないこと。
今の自分に一番合ってるとこを選ぶ
のがいいんじゃないかなと思います。例えば自分が今、元気だったら元気な人が多いところがいい。
そうじゃなくて例えば将来認知症になったらとかね将来動けなくなったら
と考えて、より高度の介護サービスっていうのは高度の介護度の人を受け入れられる
サービスを完備した施設ありますよね。ドクターがいるとか看護師がずっといるとか
そういう重い人がいる施設
認知症がすごく進んだ人でも対応できる施設
そういうところを元気なうちに実は選んじゃうと元気な人が
元気でなくなっちゃうんですね。
話し相手がいないで。
なんか自分がすごく重くなっちゃった気がする。
元気な人がそういうところに
先を読んで入りすぎると失敗することが多いと思います。
すぐ別のとこにまた引っ越しちゃう。
アドバイスというか照会さ
れますか?
聞かれたらそういうふうに応えますけど
私どもの仕事の範疇からちょっとずれ
ちゃいますのでそこは、
ケアマネジャーとかですね。
そういった
業務の領域に入ってきますので a
でこれはあの
多くの事例
を見てますね認知症の人が多いところに
全然元気な人が入ると夜中、バタバタうるさくて眠れないとか、
そもそも
認知症に対応している施設っていうのは出るとき自分でドアを開けられないですね。
施設のドアが閉められるので。
で
元気な人がいっぱいいるところ、
賃貸のマンションからあのオートロック付の
マンションは自分で出入りできますよね。そういう自分で出入りができる
ところと、誰か係の人に開けてもらわないと自動ドアが
開かないところがあるんですね。
ねやっぱり元気な人が係の人にドアを開けて
もらうってなるとちょっとやっぱりそこで落ち込んじゃう。
というふうに思います。
で実際その人がで展開するか発展するか
どういうふうに悪くなるか、わからないですよ。
先を見込みすぎても予想が外れること
が多いんじゃないかなというふうに私は考えていますね。
日々のくらしだけだったら一人暮らしがそれほど問題なわけじゃないです。
自分で、男だって自分で料理して一人暮らししてる人たくさんいます。
一人暮らしで健康である状態つい健康
というか要支援1、要支援2の
程度の悩み持ってる人が一人暮らし
自体がそれほどの問題があるわけではないです。
急に困るとかはないかと思います。
夫婦二人で暮らしていたのが一人なくなって、一人暮らしになったという状況はいかがですか。
それが非常にあの私どもの施設に通い
始めるきっかけで多いと思います。
特に女性の方はですね
平均寿命が長いので
なおかつご主人よりも5歳くらい若い
ってことは5歳プラス平均寿命が6歳違いますから 10年
以上一人っていうね
女性が多いので
女性の方は一人になったあと
やっぱり出かけてってそこで
人付き合いするのがうまいです。
そのうまさを活用して我々のような施設で交流を持ちながら運動していただく。これは
大変私どもの役割として、
ご夫婦の後、1人になった方へ
お役立てるのは、非常に重要な領域だと思っています。
総合事業ってくくりに要支援1、要支援2はなったんです。
介護保険の中の
介護予防、日常生活支援、総合事業っていう、総合事業になってそれで
何が今までと違うかというと自治体ごとにルールを決められる。
例えば、値段を決められる。安くしたりもできる。
国が決めた最高額から、
完全な月額制ではなくて回数も多少影響するような費用体系に変えたりすることもできる。
あるいは時間の基準を3時間以上
じゃなきゃいけないとかね
2時間の場合は安くするとかねそういう
ルールも自治体が作ることができます。
そこまで細かくね各市町村によって
細かく変えるのは何のためかと疑問ではあります。
あまり違うと、例えば別に住んでた親子が親が介護になったので、
一緒に住むときにスムーズに行くかみたいな問題はないでしょうか?
その同居ですねえ。
やらないほうがいいんじゃないなと。
大問題なケースも結構あります。
息子さん夫婦と一緒に住むとうまくいかないケースで結構あります。
本当かどうか分かりませんけど一緒に住んでいると認定が厳しくなるみたいな話がありますか?
認定が厳しくなるのと、
利用されるサービスで
例えば元気な人と一緒に住んでると
共有部分掃除のヘルパアさんが入ってくれないとか、
ああなるほど、共有部分はお掃除しませんという問題はありますね。
実際そういう制度よりも
本当に一緒に住むのが楽しいかどうかを考えて決めた方がいいと思います。
お父さんお母さんが動けなくなったら
どうしようかで一緒に住もうっていうと失敗の可能性が5割でてくるんじゃないかな。
いいですか この話続けて?
最近はめんどくさいから数えてないですけどね、施設始めたころ2、3年目ぐらいかな
百数十名のご利用者いらっしゃる時に
息子さんの夫婦と一緒に住んでる方が
20名ぐらいいらっしゃったんです。その
うち4、5人はあからさまに仲が悪い。
お嫁さんと口きかない。それから半分以上の家庭が 生活は別にしてる。
つまり飯も一緒に食べないし、
一緒の建物に入っても
生活は別、
1階と2階で顔を合わすことがない。
まあ仲は悪いとは言わないけど別にしている。
2世帯住宅とかがあまり機能してないんですね。
2世帯じゃなくて隣の家でもいいじゃないか
ぐらいの生活してるんですね。
それからこれは息子さん夫婦の話で娘
さん夫婦と暮らしているとだいたいはうまくっています。
断絶はめったにないです。
やっぱりこういうのはね、
社会背景がだんだん例えば戦後だとか昭和30年代、40年代
それと現在とかねやはりあの世の中の
変化というものと重ね合わせてみると
興味深い所あるんじゃないかなと思います。
当時例えば今私ども通ってらっしゃる方に聞くと
80代後半、90歳ぐらいの方女性の方が
大学出て仕事しようとすると学校の先生ぐらいしかない。
独立して仕事をするっていうのは
女性の方の場合非常に難しい時代でした。
そのときの時代の父さん
母さん見てる人、
話を聞きながらイメージを今も引きずっ
てる若い方はあの息子さんであっても親の世代と一緒に
介護を考えて一緒に住まなきゃいけないという発想で2世帯住宅を用意して
それでそこにお嫁さんと家族連れて一緒に
住んでみるとじつはお嫁さんと姑さんが仲が悪い。
一家に主婦が2人いるという時代かどうかですね。
昔はあのお風呂を沸かすの
も薪だと一仕事でした。
夫婦喧嘩していると生活できないし、
姑さんとお嫁さんが喧嘩していると
自分の旦那がそれぞれ帰ってき
たのに風呂がはいってないんではしょうがないと
いうことだった昔が、今はボタン一つ
押せば風呂もあるしごはん食べられる。
そういう時代だとね喧嘩いっぱいできるわけですね
日常生活も今と昔の違い
女性の立場の違い
それらを考えて二世代住宅しないと
息子さんのお嫁さんと おばあちゃんが仲悪いということになっ
ちゃう。生活がどんな生活になるっていうのを予想してやらないと
親の介護を重視してそういう生活を作ろうとしたときにそれが
楽しいものになるか充実したものになるかっていうことを主体にお考えになる方が
いいんじゃないかなというふうに思います。
頭で考える日常生活と毎日毎日の生活というのは
だいぶ違いますから。
違いますね。
それとあとどういうふうに悪くなるか
予測しにくい。脳梗塞になる人もいれば転倒して
動けなくなる人もいますから。
いういろな形がありますし
残念ながら急に無くなっちゃう方も
いらっしゃるわけです
そういう点でいえば将来予測して動くより
ことが起きてから
動いた方がより適切な
答えが見つかるんじゃないかなって思います。
特養とかね老健とか、入りにくいと言われながらも
急に重くなった人はなんかんやで、大体入れてます。
国の方も結構、施設介護よりもできるだけ自宅にいてくれみたいな政策に
なってるみたいですね。
それはそれでありがたいけどそれが
本当にいいのかなという疑問はあります。
国はやっぱり財政を考えてるとは思います。
自分の家にいるほうがあの社会的な繋がりもありますし、
いい面もあると思います。
例えば、送迎のコストは介護保険から出てますから、どっちがいいかはよくわかりませんね。
サービス付き高齢者住宅ってのはいろんな
活性度の高い人も住んでると、
上手く使ってますよね。
自宅がいいとか施設がいいとかじゃなくてそれをどう
選択肢をね選んでそれを活用していくかが重要だと思います。
答えは、ひとつじゃないと思います
今日は、長い時間ありがとうござい
た。