
おひとりさまっていうのは私関係ないわっていう人が多いと思うんですけども。
長年、30年、40年連れ添った相手が
いるということで
安心されている方が多い
と思うんです。
しかし、自然の摂理でですね、
2人同時に
亡くなるということはありえないので
そういう状況の中でですね、どちらか
生き残った、長生きした方がですね、
おひとりさまになる。
というリスクは、実は皆さんに
あります。
昔ですと、家族の中で子供世代、
あるいは孫の世代が一緒に住んでいた
ので、
おひとりさまになっても、大家族の中で
大事にされ
たんですけれども、昨今の状況からする
と、子供世代も共働きという
ことですので、なかなか多世代が、
3世代、2世代の同居というのは
難しくなっています。
ということだと思います。
ですければ皆さん
おひとりさまリスクをですね、
意識せざるを得ない。
ということでございます。
その辺の状況について御説明して
対策について考えたいと思います。
夫婦の年齢差でございますが、
おひとりさまになる
リスクを考えるときに夫婦の年齢差というのは、
実は大きなファクターになっています。
1970年ですと38.3%がかなり年齢差です。
2歳から4歳差というのが
メイジャーですけれども、
今はどちら
かというと同じ年齢、あるいは女性の方が年上というのも増えてきました。
最近では平均すると、男性の方が2歳ぐらい年上ということになります。
昔の1970年、今の高齢者が
結婚した年代ですが、その時は
4年から5年というような状況でした。
これを前提にして、
おひとりさまリスクを考えていきます。
右の方に、男性65歳、女性60歳
将来どうなるかというシミュレーションです。
今現在2人生存してるんですけど、
これがですね緑のところ表れています。
青のところはですね女性がなくなって
男性だけが生き残ったという
状況です。大きさはですね
確率を示しています。
赤のところはですね、
男性が先に亡くなって
女性が生き残って、
おばあちゃんがですね一人で
おひとりさま、というの
が赤なところでございます。
黒は両方ともなくなったところです。
0から30年
今、現在から30年後までということを示しています。
赤のところがどんどん
増えていきます。
最初に赤になったところから、
横に観ていただいてですね
例えば50%の所が、続いています。
横にですね。この幅が、おひとりさまの
期間を表します。
数を数えるとですね、一つ1年ですが
これを数えると、おひとりさまリスクがわかるということです。
これできますと、約12年となります。
非常に長いですね。
女性の方が平均寿命が長いということ
年齢差から男性が歳を取ってることの結果です。
今の高齢者の年代ではそういう
状況です。
こちらは年齢は同じ設定です。
男性65歳
女性60歳
男性の方がですね、不健康という想定です。
どのぐらい不健康ということなん
ですけども
生命保険に入れないという設定をしています。
生命保険に入れないような死亡率を設定いたしました。
だいたい普通の人の
3倍から5倍ぐらいの水準
ということでございます。
それできますとですね、
男性の青色がほとんど見えないぐらい小さい。
女性の方はですね。大きくなりまして、横にいきますとなんと22年、
おひとりさまになって、
22年間一人暮らしを続ける
ということになります。
非常に大きなリスクです。
歳とって、癌とか心臓病とかの急に起こる病気が
結構多いですから、
このリスクはですね、誰にでも
あると思います。
次はですね逆に
男性の方が健康です。
女性の方が不健康ということです。
この場合はですね
赤のところは小さくなるんですけれども
逆にですね男性の青のところも大きく
なってますが、
これ横に数えると、約7年
おひとりさまリスクは、あることは
ありますが、女性ほど大きくないと
いうことかと思います。
両方65歳の場合は、約8年。
男性の方が不健康で、女性が健康ということになると、
18年です。
先ほどより女性の年齢が上がってますので若干短いという
ことになります。
4年ほど短いですね。
男性の方が健康の場合は9年。
この場合は若干長くなります。
ピンクのところがリスクのところ、
青のところは男性のリスクダンスです。
大体、一番長いところで22年ということです。
おひとりさまリスク。
今現在は老夫婦で幸せに暮らして
いる場合もリスクはありますので
二人でいる間は、無駄遣いせずに節約に努めて、
女性だけの一人になってしまった
場合はですね、
年金の額は減ります。
半分くらいと言ったところになります。
生活費はそんなに減らない。
一人で暮らしますので、出来合いのお惣菜とかを買う
いうことで、コストが上がるかもしれ
ません。
それに備えて、資金的な準備をされるのがいいんじゃないかと思います。
生命保険は、そういう時にお役に立ち
ます。