円安でインフレでの老後の資産運用はドル預金が基本アイテム。資産保全・リスク管理の観点から


外貨建て資産を持つ方がリスクが少ない

外貨預金の金利が上がってきましたが、円安が進んでしまったので、もう遅いと諦めている人も多いと思います。

儲かる、損するという損得の観点からだとなかなか判断がつきにくいのではないでしょうか? 損得の判断ではなく、今後の日本経済やインフレの状況から、インフレから家計を守るリスク管理の観点から外貨建て預金はお薦めできると考えています。

年金生活者の家計を考えてみると、収入は年金だけという人が多いと思います。厚生年金と国民年金とかの年金は、全て円建てです。

一方、支出の方ですが、現実に払っておられるのは円なんですけども円安が進んで値段が上がったりして実感されていると思いますが、実質的には外貨建てというものが多くなっています。

一番大きいのは食費です。食料自給率自体が4割切っている状況ですので、ほとんど食料品は輸入です。

野菜や生鮮食品は一見すると円建ですが肥料代やハウスの燃料代、漁船を外洋に出す時に使う重油は外貨建てです。電気代やガソリン代は石油とが天然ガスですから外貨建てです。

衣料品も、木綿や麻などの天然素材、レーヨンなどの化学繊維は、殆ど輸入ですし、縫製などの加工も殆ど海外です。

インフレになった時のリスクを減らすという観点からすると、一定部分、例えば3分法で3分の一ぐらいは外貨建てが望ましいと思います。

年金収入が円建てで、しかもインフレになっても増えませんから、半分ぐらいの資産は外貨建てにしてもいいと思います。インフレから資産を守るという観点が重要です。

外貨預金か外貨建MMFか

金融機関によっては外貨建てのMMFを勧める場合がありますので比較してみましょう。主に税制の比較です。

満期や途中で解約して売却益売却損とか為替差損益が出たとき、MMFは普通の株の場合と一緒で損は株式等の売却益から控除可能です。売却益が出たときは20.315%で課税されます。

外貨預金は、益が出た時は雑所得になって総合課税になります。その時の税率は個々ですが、年金生活者の場合、所得税は5%の人が多いと思いますから、地方税と併せても20.315%より低くなります。

損が出た時は、年金収入も雑所得ですので現役世代と異なり損益通算できますので、隠れた年金生活者の特有のメリットだと思います。

外貨預金の利率は、銀行によって大きな差があります。また為替手数料も差が大きいですので、よく比較して選んでください。


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